条
| 名前 | 草薙 条（くさなぎ じょう） |
| コピー | 本牧の赤豹 |
| 年齢 | １７歳 |
| 身長 | １７８cm |
| 体重 | ７０kg |
| 握力 | ５７kg |
華麗な技の数々で、いつの間にか関東Ｎｏ．１の強さとなる。仲間内の噂で関西をシメる剛のことを知り、興味を抱く。
ＡＣＴ ０
本牧埠頭入口の近く、本牧通りから少し外れたところに『デサフィーオ』という小さな喫茶店がある。週末は外国船員やカップルなどでにぎわうここもへいじつの午後だけあって、ほとんど姿が見えない。その一角で赤い短ランを着た少年を中央に囲んで７、８人の学生が雑談をしていた。会話は他愛もない内容だった。テレビ番組の話、新しくできたゲームセンター、二ヵ月前に倒した水戸の狼……。退屈そうに、しかし適当に話を合わせながら、髪の毛を立てて耳にピアスをした短ランの少年は、午後を過ごしていた。彼が関東一帯の不良少年たちをシメていると聞かされても即座には信じられないだろう。事実、彼の周りの何人かは彼よりも数段腕力がありそうな者ばかりだ。だが、彼の通り名を聞いて、関東で震え上がらぬ男はいない。
「そういえば条さん、大阪の方にとんでもなく強い奴がいるっていう話ですよ。」
退屈そうにしている彼の気持ちを察したのか、一人が切り出した。
「へぇ、どんな奴？」
条と呼ばれた短ランの少年は何とも思わないそぶりでピアスをつけた耳をいじりながら、あいづちをうった。
「いや、何でもね、『浪花のド根性男』とかいうふざけた野郎なんですが、こいつがめっぽう強くって、日本制覇を目標にあげて、たった半年で関西全部をシメちまったそうですよ。」
「ふーん。」
別の一人が言う、
「やっちまいましょうよ条さん！今や関東中の兵隊が『本牧の赤豹』の一言で動くんですよ、関西とやったって負けやしませんよ。」
「ばーか、関係ないんだよ。別にそんなのどうだっていいさ。ま、そいつが仕掛けてくるんなら話は別だけどな。」
ヤクザ映画かマンガの世界と勘違いしてやがると条は思った。俺は、ただ強い奴とタイマン張れればいいんだ。兵隊がどうのこうのはいいかげん勘弁してほしい。
「用事思い出した、じゃ、また明日な。」
うんざりしたように彼はそう言って席を立った。話を切り出した少年は少々期待外れの様だったが、条の隣にいたイガグリ頭の少年はそう言った彼の目の奥に少し変化があったことを見逃さなかった。
その夜、新横浜駅の階段を条はデイバック一つの姿で昇っていった。そういえば幼い頃、ここの駅前公園でいじめられていた女の子を助けたことがあった。…あれが生まれて初めてケンカをしたときだったっけな。その後、あの女の子は父親の仕事の都合で外国にいってしまったらしいが…最後にここの上りホームで泣きじゃくるその子と交わした約束…ケンカの思い出と一緒に今でも思い起こされる。
「水臭いっすよ、条さん。」
ホームへ昇り切ったとたん、柱の影から小柄な体に大きな荷物を背負った、昼間のイガグリ頭の少年があらわれた。
「勝男……！」
小さいころから、条と行動を共にしてきた一つ年下の少年である。
「条さんの考えていることはわかっているつもりですよ。本牧の赤豹が強い奴の話を聞いて黙っているワケないっすからね、でもあくまでもタイマンがしたいんでしょ。」
「かなわねえな、お前には。」
「へへへっ。」
得意げに勝男は背負った荷物を指さした。
「そんなかっこじゃ長旅はできませんよ。」
「けっ、すぐにカタァつけてやるさ。」
アナウンスがながれホームに『ひかり』がはいってきた。
「いくか。」
「はいっ！」
関西を半年でシメた奴。考えただけでワクワクしてくる。意気揚々と二人は乗り込んだ。
しかし、入れ違いにホームに降りた人影が一つ…
「あーあ、乗り過ごしてしもうて、えらい苦労したわぁー。」
などとしゃべりながら伸びをする長ランの男に気づくことはなかった。
ゲーム内会話
李戦
浪花ケンカ旅！噂の場所にいたのは謎の韓国人！？
条 「なんだ、わざわざ大阪まで来ても、強い奴がひとりもいねェじゃんか」
李 「ほう、言うねェ学生！強いやつならいるゼヨ、ここにな！」
勝利
はん、けっきょく俺が強すぎるンか
敗北
くそおっ、こんなヤツがいたとは！
キサラ戦
イエローカードスペシャル ナンパした子は幼なじみ？彼女が会いに来た理由
条 「カノジョ、茶ぁでも‥‥おわっ！キサラじゃねェか！？」
キサラ「まったく所かまわずナンパするのね条のアホ！」
勝利
たまげた！こんなところでキサラに会うとは‥‥
敗北
くぅー、キサラのヤツいつの間に強くなったんだ
条戦
２人の条にとまどう勝男！？熱い絆の元に出よ！！友情の合体熱血パンチ！
条 「おんなじカッコのつもりでも、俺のセンスにはもう一歩だな！」
条 「そのセリフ、そっくりてめェに返してやらあ！」
勝利
センスの差が勝敗の差だったな！
敗北
ちくしょう！ダッセェーゼ！
フウマ戦
高校生vs忍者！理屈ナシの真剣勝負！『へっ、覚悟ならとっくにできてるぜ！』
条 「ホントに忍者がいるンか、ここに？おい、忍者！いるなら出てこい！」
フウマ「拙者と勝負などと考えているならそれなりの覚悟もあるのでござるな」
勝利
あんな忍者相手に覚悟もへったくれもあるかよ！
敗北
くぅー、奴ぁホンモノだった！いててて
レオンハルト戦
荒野でケンカ売りまくり！？本牧の赤豹vs謎の黒き暴牛 気に入らねぇ！条スペシャルを受けてみろ
レオン「ソノ眼ハ俺ニ喧嘩ヲウッテルノカ！」
条 「そう思うなら俺はかまわないぜ？」
勝利
イイたいくつしのぎになったぜ
敗北
ちっ、相手が悪かったぜ
シン戦
沸き上がる闘志！地下のリングで大暴れ！
条 「地下プロレスっても大したことないな」
シン 「カモン、ボーイ！リングに上がってきな！」
勝利
やっぱり大したことないじゃん！
敗北
くそっ、だてにプロじゃねーや！
ボビー戦
ストリートファイト！ジョナサンタウンで激突！赤豹の素早さにおどろくなよ！
条 「おいチビ、ボール貸せよ！」
ボビー「やだね！取れるもんなら取ってみな」
勝利
いい根性だ、チビは撤回してやるよ
敗北
ちくしょ、めちゃくちゃなケンカしやがって‥‥
剛戦
天下一決定戦！熱き強者同士の対決！そこに勝男の熱い涙を見た！！
条 「どこに隠れたのかと思ったらここにいたのかよ そろそろどっちが上かはっきりさせねーとな！」
剛 「さすが『本牧の赤豹』やな、ワイもおんなじこと考えとったで！」
敗北
すげー奴だぜ！けど次は俺が勝つ！
ＧＡＭＥ ＯＶＥＲ
負けちまったぜ・・・・
だってあの時よぉ・・・・
かわせると思ったんだよなー
勝男さえ来てくれればなぁ
勝男ォ！どうして来てくれないんだよォ！
勝利メッセージ
対剛
ザマーミロ！関東一は日本一だぜ！
対キサラ
オレとタイマンなんて無茶なやつだなー
その他
まっ、こんなもんだな
エンディング
 | どんなアホかと思ったら熱かったぜ、おまえの拳おまえの魂 |
 | おう！熱い拳ならだれにも負けん！けどここにおる大バカはワイ以上や |
 | こんなに本気で、こんなに楽しいケンカは初めてだぜ！またやろうぜ、いつかよ！ |
 | おう！そんときは負けへんで！ |
 | 大した奴だぜ！ |
 | はいっ、条さんの次にカッコイイッす！ |
 | NIGHT AND NIGHT さがしあてるのはお前の瞳さ 抱きしめていたい OH I LOVE YOU 聞き出した今夜 そっと見つめる 月明かりの下で SILENCE NIGHT 届かぬ気持ち かみしめながらつのる いくつものジェラシー I MISS YOU 神が許すなら 伝わってゆくだろう この胸のジェラシー |
| しかし、勝負は勝負だ！今日から俺は・・・・・・・・・『日本一の赤豹』だぜ！ |
必殺技紹介
真空三段蹴り
→
↓
Ｂジャンプしつつの三段蹴り。
地上の相手に初段を当ててもダウンしてしまうので空中の相手に当てないと連続ヒットしない。
対空用か？
「しんくうさんだんげりぃ」
条スペシャル
←↓→Ａ突進しての連続打撃。
ガードされると反撃を受けるものの発生が早く連続技の要となる技。
突進力もあるので、相手の隙の大きい行動に対して入れていくのも重要。他の必殺技使いにくいですし。
「おぅらぁおぅらぁおぅらぁおぅらぁ」
かっとび百裂脚
↓←Ｂ連打かっとんで、烈千脚みたいに蹴りまくる技。条スペシャル同様に突進力があり、Ａ・Ａからつながったりヒットはさせやすい。
ただし、ヒットしても相手はダウンしないのでダッシュ攻撃とか、素早く突進力のある技で反撃受けます。空中の相手に当てろとでも言うのか？真空三段蹴りと使い分けしろと？
「かっとびひゃくれつきゃく」
ゴージャス投げ
↓←ＡＢＣ片腕をあげて構えてダッシュで近寄ってきた相手を捕まえ押し戻し壁にぶつけて、胸ぐら掴み巴投げを仕掛ける技。
他のゲームで見る事は無い「ダッシュを捕まえる投げ」。当て身投げだとか対空投げではなく対ダッシュ投げがある草薙条。実にマニアックである。
「おぅらぁ とあっ おらっ」
胸ぐら掴み巴投げ
正面掴み→
↑
←Ｂ胸ぐらを掴んで持ち上げて地面に叩きつけた後に追撃で巴投げを仕掛けるコマンド投げ。
コマンドは比較的簡単で使いやすいかと思います。左右位置を入れ替える効果もあります。
「とあっ おらっ」
友情の合体熱血パンチ
↑←→Ａ勝男クンがやってきて、相手を羽交い絞め。髪を整えた後に羽交い絞めされてる相手を殴って殴って殴って殴り飛ばす技。
「友情」という言葉の前にはどんな卑怯な行為も許されるのはキン肉マンで知っての通り。きっと、剛が同じ事をしたら「男同士の１対１の戦いに外から手を出すとは許せねぇ」とか悪逆非道扱いするのでしょう。
「じょうさん やっちゃてくださぁい」→「いくぜ、かつお」